我的第一次孟村之行

　今回初めて孟村を訪れることとなりました。中国には2006年に杭州へ観光で行ったことがありますが、そのときはパックのツアーで気楽なものでしたが、今回は全く違うものでした。
　今回の孟村行の、日毎の内容等は他の方々にお任せして、簡単に感想を述べたいと思います。（私の記憶があいまいなので）

練習に関して

　練習に関しては想像以上でした。私の記憶が正しければ確か訓練センターの練習内容と四朗提、九宮純陽剣を習うはずだったのだが…
　今回のメインは訓練センターの練習内容でした。
　まだ1年とたっていない訓練センターの練習生が、強い体になるのがうなずける内容です。ただ30歳以上にはきつい内容でした。脂身とビール酵母によって構成された私の体は悲鳴を上げ、トイレの便座に座るのが大変でした。専用トイレのある、2人部屋でよかったとつくづく思いました。
　だってあの公共トイレでは、つかまる物が無いですから。
　また散打や七星、九宮など初めて体験する事もあり、貴重な体験をする事ができました。でも一番思い出に残る練習はワーティヤオ（蛙跳）です。程よくやれば気持ちいいので皆さんも練習しましょう。

食事に関して

　食事に関して何も問題ありませんでした。羊のしゃぶしゃぶも大変おいしく、訓練センターの最強の料理長が作ってくれた料理も大変おいしかったです。
　ただ服部先生によると、以前に比べ自分の意思で食べる量を決められるので、生ぬるいとのことでしたが…

施設に関して

　今回宿泊した2人部屋はシャワーと洋式便所もあり快適でした。
　特に前述したようにトイレに関してはありがたかったです。ただ食堂が寒く感じられました。
　練習する施設は体育館はきれいですばらしい施設でした。

最後に

　今回初めて訪孟させていただきました。呉大偉老師、楊傑老師、李俊義老師や、多くの話の中でしか聴いたことのない方々に実際にお会いでき感動しました。
　ただもっと中国語を勉強し、次回訪孟するときは少しでも話せるようになりたいと思いました。
　今回の旅を手配していただいた周佐先生、服部先生、渡邉先生、指導員のみなさんそして呉連枝老師・ほか訓練センターでお世話になった多くの方々どうもありがとうございました。

2008年　孟村旅行

　今年も2007年年末から2008年年始にかけて八極拳発祥の地　孟村へ行くことができた。自分は、今回3回目の訪中となった。
　今回の主な学習内容は、現在の八極拳中心センターでの練習カリキュラムの体験だった。

　中心センターに主に在籍しているのは、平均年齢が十代半ばの若年層だった。
　今回は、呉連枝老師の高弟　楊傑先生と、散打の教練である李宝貴先生が、中心センターに在籍している生徒とわれわれ体験メンバーに指導して下さった。

　楊傑先生にご指導いただいた内容は、各種ランニングから始まり、ウサギ飛び？（中国では、蛙跳というようです）柔軟・腿・そして基本功・套路と続いた。
　基本功については、普段自分たちが練習している八式と六大開拳のいくつかと套路は、小架一路・単打を主に見ていただいき、注意点等を指導していただいた。

　李宝貴先生からは、自分たちには初体験となる、中国式散打を指導していただいた。
　散打にあわせた内容は普段の練習にはない動作が多いうえに、連日の練習による疲労のため、思うように動けず、少々情けなかった。

　今回、散打の指導の際に、以前より耳にしていた七星・九宮を目にすることができた。
　七星については、実際に体験することもでき、実用性の高い内容に感じいった。中心センターのカリキュラムを体験して、体力のなさを痛感した。
　中心センターに在籍しているメンバーは毎日このメニューをこなしていると思うと頭が下がる思いがした。いくつか参考になることもあったので、今後の練習に役立てたいと思う。

　そして今回、大阪の渡邉先生・周佐先生の拝師式が盛大に行われ、私たちもお祝いの席に参加することができ、貴重な体験をすることができた。

　北京では一泊多く宿泊し、初めて万里の長城を登ることができた。
　かなり体力を消耗し、今回の旅行の総合テーマは体力の向上!!　かと思いながらも何とか登りきり、壮大な景色を堪能することができた。

　今回の孟村では、呉連枝老師夫妻を始め、呉大偉老師夫妻・ご指導いただいた楊傑先生・李宝貴先生お世話になりました、ありがとうございました。
　いろいろな先生方にお会いすることができ貴重でとても充実した旅行となりました。

　最後に通訳など多々ご迷惑をおかけしてしまった服部先生を初め、今回のツアーを手配と通訳をしていただいた周佐先生、渡邊先生・藤淵さん、森指導員・上田指導員・須原指導員・山崎指導員・疋田さん・庭野さん、お疲れ様でした。ご一緒させていただき楽しく過ごせました、ありがとうございました。